サンプルプロジェクト要件定義書

背景

会社の状況
- 前年度、弊社が運営する女性向けアパレル系ECサービスは、商品数の充実や商品ページの改善を推し進めました。それと並行してweb広告経由での新規顧客獲得を積極的に行った結果、売上は順調に伸びました。
- 今年度はスマホアプリの開発、SNSを使ったマーケティングなどに力を入れ、着実に業界シェアを伸ばしています。
- ユーザー数はおよそ50万人
課題
- しかし来年度以降の見通しとしては、web広告の獲得単価上昇や顧客のLTV（ライフタイムバリュー）の伸び悩みなどの課題が発生する確率が高く、顧客のLTV向上が必要という判断がなされました。
- 分析の結果、LTV向上のための重要な施策としてレコメンド精度改善と、それに伴うレコメンド経由の売上改善がインパクトの大きい施策だと結論づけられました。
- 現状は自社製レコメンドエンジンを使ってサイト内にレコメンドを配信していますが、レコメンド経由のコンバージョン率が芳しくありません。そこでレコメンドエンジンのリプレイスを行い、LTV改善を進めることになりました。

自社レコメンドエンジンから外部レコメンドエンジンに切り替える。それにより、リリース後半年以内にレコメンド経由の売上を現在の10倍にする。
- 現状：およそ100万円/月
- 目標：1000万円/月

ユーザー、弊社システム、外部レコメンドシステムの俯瞰的なユースケースを示す。

要求事項の収集、リスクの特定をインプットとし、システム要件を以下のように定める。具体的な実装方針は設計フェーズにて明らかにすることとする。

画面
- TOPページ 既存改修
- カテゴリーページ 既存改修
- 検索結果ページ 既存改修
- 商品ページ 既存改修
- カートページ 既存改修
- 購入完了ページ 既存改修
- 共通エラーページ 既存改修
- LP 既存改修
- レコメンドパーツ 新規作成
- メール配信 既存改修
機能要件
- カラーバリエーションの切り替え
  - 選択方法の検討
  - 画像切り替え
- キャンペーン表示
  - CPラベル付与
  - 割引率の表示
  - 正規額と割引後額の表示
  - キャンペーン期間の表示
非機能要件
- データ受け渡しはxxxxを用いて実施する
- 各ページのレコメンド取得は非同期にて行われること
- 外部提供APIが障害によって接続できない場合、内部システムの標準情報を表示できるようにすること

要求事項の収集、リスクの特定をインプットとし、業務要件を以下のように定める。

リスクの特定により洗い出されたリスクを示す。

概算レベルのスケジュールを示す。

プロジェクト毎に専用の用語などを随時追加すること。追加時は説明テキストを必ず追加すること。

例）